二重埋没法は糸でまぶたを折り込んで、あなたの希望の二重を簡単に作ることができるプチ整形です。
糸を使用していますが、基本的に問題なければ、糸を取る(抜糸)する必要はありません。糸は、細い糸の結び目だけがまぶたに残り続けますが、体に害を与えることはありませんのでご安心ください。
糸の種類は、普通の外科手術で使用する糸に比べると、二重埋没法の糸は髪の毛より細い安全な極細糸を使用しています。
非常に安全な糸を使用していますが、トラブルが起こった場合には、糸を取らなければいけない(抜糸)ケースがあります。その他、任意で糸を取るケースもございます。
二重埋没法の治療をして6ヶ月以内であれば、抜糸するとほとんどの場合、元の目に戻すことができます。
今回は埋没法で抜糸をしなければいけないケースを説明していきます。
必ず抜糸をしたほうがよいケース
「目がチクチクする」・「まぶたに糸が見える」・「治療後、どんどん腫れてくる」このような症状がある場合は、一度、施術したクリニック状態をみてもらうことを強く勧めます。
ほおっておくと、ひどくなったり、角膜に傷をつけるおそれがありますので、まずは、状態を見せに行ってください。
場合によっては、抜糸することもあります。抜糸をすると、症状は改善し、元の目に戻ります。
この処置は、希望での抜糸ではなく、クリニック側の問題であるケースが多いので、処置に対しての料金発生やお薬代・再治療(再び二重埋没法をしてもらう)の料金がが発生しないのが普通です。
また、施術代金の返金に応じるクリニックもありますので、相談してみてください。
任意で抜糸を希望するケース
任意で抜糸を希望される多くの場合は、治療後に自分が思っていたよりも二重幅が広くなっているという場合です。
多くは、治療後の腫れやむくみにより、カウンセリングでシュミレーションした幅よりも広くなっています。
この場合は、時間経過してきますと腫れ・むくみは消失し、あなたが希望した二重幅になってきます。少なくても1ヶ月は様子をみてください。
せっかく治療したのに、糸を取って元に戻してしまうのはもったいないです。
特に何もトラブルが起こっておらず、抜糸を希望される場合は、別途、抜糸代の料金が発生することもございます。二重埋没法代と抜糸代をかけて、元の目に戻すのであれば、お金の無駄遣いです。
幅が広くて戻したいと思ったら、まずはクリニックを受診し、現状が腫れにより二重幅が広くなっているか確認してもらい、腫れやむくみで二重幅が広いのであれば、つらいですがしばらくメイクでカバーしながら様子をみましょう。
1ヶ月もしたら、あの時、抜糸をしなくてよかったと思いますよ。
管理人も美容外科に勤めていた時に、時々、埋没法をした翌日に、二重幅が広すぎるので抜糸して元に戻してほしいというお客様がいたことを思いだします。
まとめ
せっかく、希望に胸をふくらませ、理想の二重を手に入れいようとしたのに、トラブルが発生し、しょうがなく抜糸をしなければいけないケースに合う可能性もあります。
治療ですので、100%トラブルが起こらないという保証はありません。
その万が一のトラブルに出会ってしまった場合に、真摯に対応してくれるクリニックなのかどうかがクリニック選びをする上で非常に重要となります。
クリニックの中には、施術をやりっぱなしで、何かトラブルが起こった場合の対応が非常に悪いクリニックが残念ながら存在します。
そのような目に合わないためには、施術するクリニックを慎重にえらばなければなりません。