つり目に悩んでいる相談内容と解決法ついてご紹介していきます。
同じつり目で悩んでいる方は、参考にしていただければと思います。
つり目を改善するには、複数の治療を組み合わせることにより、かなり印象を変えることができますので、美容整形クリニックで十分に相談してみてください。
相談内容
私は、つり目なため、外見でかなり損をしているような気がします。
人からは、「怒っていないのに機嫌が悪そうに見られたり」・「ツンケンしているように見られたり」・「男性受けもあまりよくない」など数えればきりがないほど、このつり目で嫌な思いばかりしている気がします。
ずーっとこの目で生きてきたので今更しょうがないかとも思っているのですが、そろそろ結婚相手も欲しいし、人から怒っているなど見られてしまうため、必要以上に周りに気を使って生活しているので、週末はどっと疲れてしまい、遊びに行く気にもなれません。
「なんか人生このままでいいのかなー」と考え、思い切って整形してみたら、今の自分が変われかもしれない!
「けど私みたいなつり目は、美容整形でも無理なのかなー」とか色々思っていましたが、このままでは何も変わらないので、一大決心して美容外科クリニックを受診してみることにしました。
今回、ご紹介するのは、つり目でお悩みの30代女性の事例を元に治療法をご紹介していきます。
目次
カウンセリング内容
私のようなつり目が可愛い目になることはできますか?
はい、実際につり目でお悩みの方もたくさん美容外科を受診しますし、治療も受けています。
まずは、どのような目になりたいか?それにより、治療方法も異なってきます。
おのののかさんみたいな可愛らしい目に憧れます。とにかく、人に与える印象が柔らかくなり、できればパッチリ二重ラインになりたいです。
術後の腫れや内出血はどれくらいまで大丈夫ですか?また、予算などは決めていますか?
つり目が改善するのであれば、予算はある程度用意できます。腫れや内出血も有休をとる予定ですので2週間くらいの余裕があります。
以上のやり取りからおすすめの治療は、
①「タレ目にするための治療方法」の提案
②「二重ラインを広くするための治療法」の提案
③「かわいらしい目にする治」療の提案
3つの治療を組み合わせてつり目を改善し、柔らかく可愛らしい目にしたいと思います。
①タレ目にするための方法
タレ目にする方法は、大きく変化させるのであればタレ目形成(グラマラスライン形成)が最適です。
大きな変化を望まない場合は、タレ目ボトックス注射が最適です。
今回は、とにかくやさしい目の印象・柔らかい目の印象にしたいということで、大きな変化をさせるタレ目形成(グラマラスライン形成)に決定します。
②二重ラインを広くするための方法
二重ラインを広くし、目を大きくみせる印象にするためには、二重全切開法・二重小切開法・二重埋没法などがあります。
今回は、タレ目形成もしていますので、予算があまりにもかかってしまうことへの懸念と初めて美容整形をするにあたり、切開ばかりですと腫れや内出血も想像以上に出てビックリすると思うので、二重埋没法でも十分綺麗な二重ラインがでそうなので、この方法を提案しました。
③かわいらしい目にするための方法
タレ目形成(グラマラスライン形成)と二重埋没方法で十分、可愛らしく大きな目になっていますが、ワンポイントとして涙袋を作るとより可愛らしく、柔らかい表情になるため提案したいと思います。
涙袋形成は、ヒアルロン酸注射で行いますので、腫れや内出血もそれほど大きくでませんし、二重全切開法を避け、二重埋没方法にした分、予算にも少しゆとりがあるので、あまり費用負担がかからない範囲と考え提案しました。
治療内容
・涙袋形成
料金の目安
・二重埋没法 2万円~10万円
・タレ目形成(グラマラスライン形成) 20万円~40万円
・涙袋形成(ヒアルロン酸注射) 2万円~7万円
*料金は、あくまでも平均的な目安ですので、受診予定のクリニックに確認してください。
デメリット
どのような治療にも必ずデメリットがあります。
カウンセリング時に、よいことばかり説明し、デメリットについて何も話してくれないクリニックは信用できませんので、そのクリニックでの治療は避けてください。
今回紹介するデメリットは最低限おせえておいてください。
デメリット1
タレ目形成(グラマラスライン形成)は、どの美容外科医でもできる治療ではありません。
タレ目形成の経験が少ない医師が治療することの最大のデメリットが効果を最大限に出すことができなというデメリットです。
タレ目形成の経験の見極めは、HPに詳しくタレ目形成の項目が掲載されており、説明も詳しく書かれているクリニックが一つの目安です。
もう一つは、カウンセリング時に、万が一、満足のいく結果が出なかった場合、どのように修正するかきちんと説明できるか医師がポイントです。
タレ目形成の修正がしっかり説明できるということは、それだけタレ目形成に精通している証ですので、カウンセリング時には、是非、修正方法を聞いてください。
デメリット2
二重埋没方法は戻ってしまうことがあるので、保証制度などがあれば、戻った場合に無料で再治療できるので安心です。
また、美容整形の王道治療で、どこのクリニックでも治療を行っております。
プチ整形と呼ばれ誰でも手軽に受けることができる治療ですが、プチ整形とはいえ、リスクはあります。
どのような治療でもリスクをしっかり把握した上で治療を受けてください。
デメリット3
また、涙袋形成のヒアルロン酸は、いずれ吸収され、無くなってしまうので定期的な再注入が必要となります。
できるだけ持続期間が長いヒアルロン酸を選ぶのも一つの手段です。
また、切ったり、縫ったりする治療ではありませんので、比較的リスクが小さく、また、ヒアルロン酸自体もアレルギー反応が起こりずらい安全な薬剤ですが、リスクが全くない治療はありません。
涙袋形成独特のデメリットもありますので、治療を受ける前にリスクについても知っておいてください。
治療後のダウンタイムと日常生活復帰まで
色々な治療を組わせていますので、単独で治療をするよりダウンタイムが若干長くなります。
しかし、一度にダウンタイムやダメージも引いていきますので、ある程度休みを取っているのであれば、まとめて治療をする方がいいです。
- 腫れ:1週間
- 内出血:1週間~2週間
- 抜糸:5日~7日
- 傷跡:メイクで隠れる程度
- 痛み:1日~3日
- 洗顔:翌日より可能
- メイク:目元は抜糸後より可能
- シャワー:当日より可能
- まつ毛エクステ:1ヶ月後より可能
痛みの緩和
治療でもう一つの心配は、痛みです。
タレ目形成・二重埋没法・涙袋形成など複合治療をする場合は、それぞれの治療部位に麻酔をしなくてはなりません。
しかし、その都度、麻酔注射をするわけですので、痛みが相当なストレスとなります。
そこで、痛みの緩和が重要となります。
近年は、痛みの緩和に力を注ぐクリニックが増えていますので、カウンセリングの際は、どのような痛みの緩和方法で痛みのストレスを解消してくれるか相談してみてください。
痛みの緩和についてどのような種類があるか紹介していきます。
- 極細針による麻酔注射で痛み緩和
- 塗る麻酔や貼る麻酔による痛み緩和
- 吸う麻酔(笑気ガス)による痛み緩和
まとめ
つり目の方も可愛らしく大きな目になることが可能なことがわかったかと思います。
美容整形は、治療方法を極端に限定しなければ、あなたの理想とする目にすることができます。
ただし、予算には限度があり、ライフスタイルなどにより腫れや内出血が長引いては困る人もいると思います。
それらの妥協点を模索しながら、あなたが納得できる方法で治療してもらうのがベストです。
クリニックの提供される治療をそのまま高額ローンを組んでするのが最善とは限りませんので、カウンセリング時には冷静に判断してください。
また、クリニックの中には、必要性のない治療をさせようとする悪徳クリニックもありますので、何か違和感がありましたら、その日に治療するという決断をしないで、他のクリニックなどで再度、同じ内容のカウンセリングを受けた方がよいです。
絶対に、勢いに押されてその場で高額ローンを組んで、当日に施術までしないでください。