くぼみ目・目の下のシワ・お肌全体の若返りなど、自分で色々ケアしてみたけど、思ったより改善しないなー
思い切って美容整形を受診てみた気もするけど・・・・・
美容整形を受診してみたいけど、どこか不安がある方
結構多いんですよね。
その一つに、「失敗したらどうしよう」という思いがあります。
実際に美容整形治療で100%成功するといった保証はないです。
どのような治療にもリスクがあるのは、美容整形の治療だけではないです。
100%の成功をお望みの方は、美容整形受診は避けた方がいいです。
100%の成功を保証することは難しいかもしれませんが、なるべく失敗しないように、万が一失敗しても修正能力のあるクリニックを選ばなければなりません。
くぼみ目や若返りの治療で、なるべくトラブルが少なく、良い結果が望む治療としてW-PRP療法という再生医療の若返り治療があります。
あまりなじみがない治療かも知れませんが、最近の美容整形治療ではオーソドックスになりつつある若返り治療の一つです。
「何故、W-PRP療法がトラブルが少ないか?」
手術ではなく、自分の血液を使って若返りを目指す治療ですので、アレルギー反応が起こりづらく、手術と違い感染症や傷跡の問題など、術後トラブルが非常に少ない若返り治療だからです。
治療トラブルをできるだけ回避するには、美容整形を受診する前に自分が悩んでいることに対する治療についてしっかり調べておく必要があります。
ある程度、予備知識を持ってクリニックのカウンセリングを受けるとわかりやすいですし、トラブル防止にもつながります。
今回はW-PRP療法について説明していきます。似たような治療もありますので合わせて見ていきましょう。
W-PRP療法とは?
人間の血液中には、傷を治す能力や出血を止める能力を持っています。その能力は血小板とよばれ、傷を癒す治癒能力を担っています。
例えば、転んでしまったとき、転んで膝の皮が剥けて出血していても数分で血は止まり、数日後にはかさぶたになり、1週間から2週間するとかかさぶたが剥がれ、新しい皮膚が再生され、怪我は治っていますよね。
これが、血小板や白血球の役割です。
この血小板の中には、成長因子(グロースファクター)と呼ばれる体の細胞を活性化して若がらせる成分が多く含まれています。
「W-PRP」は、従来のPRP療法に比べ7~9倍の高濃度血小板の抽出を可能にした最先端のPRP採取システムです。
さらに成長因子の効果を上げるために白血球を加えたものが「W-PRP」となります。
添加物は一切使用せず、ご自身のピュアな血液のみを使用する安心・安全な皮膚再生療法です。
再生療法の力でくぼみ目・小じわ・ほうれい線・目の下のシワなどを改善していきます。
W-PRP療法はどんな症状に効果があるの?
- くぼみ目
- 目尻の小じわ
- 眉間のシワ
- 額のシワ
- ほうれい線
- 口周りのシワ
効果はいつわかるの?
残念ながら即時的な効果はございません。
皮膚内で徐々に細胞が増えていき、皮膚のボリュームを出し、目の下のシワやくぼみを改善していきます。
1回の治療で3ヶ月程でピークとなり、その後1年~2年程、よい状態を維持します。
非常に自然な効果が期待できるのが特徴です。
治療の流れ
1.カウンセリングにて症状を診察し、PRP療法の適応の有無の確認をします。
2.洗顔をしてもらい、PRPを注射する部位に塗る麻酔をします。
3.腕より採血します。だいたい15㏄くらいの採取が目安です。
4.遠心分離をし、血漿成分と血球成分・血小板成分に分離し、血小板だけを取り出します。
5.取り出した血小板を気になる部位に少しずつ注入していきます。
治療概要
治療時間
注入は10分程度です。PRPを作成するのに30分ほど時間がかかります。
通院間隔
1回の施術で1年から1年半ほど効果を維持できます。
痛み
注入部位にそのまま注射すると痛いですので麻酔クリームなどを塗布します。
麻酔クリームが効いてしまえば、ほとんど痛みはございません。
ダウンタイム
むくみ・内出血は1週間から2週間ほど出る場合がございます。治療当時よりメイクができますので、少し濃い目のメイクで隠せます。
料金
1回の平均的な料金は5万円~15万円
Q&A
ヒアルロン酸注入と、どちらが効果あるの?
ボリュームはヒアルロン酸の方がでますので、深いしわ・くぼみ目解消にはPRPよりヒアルロン酸注射の方がよいです。
持続期間はどれくらい?
W-PRP注入後、3ヶ月ほどで効果が出現し1年から2年持続します。
1回の治療で効果はある?
シワやくぼみの深さ次第ですが、浅いシワ・であれば1回でも満足できるかと思います。
しかし、深いシワ・くぼみですと1回では効果がわかりづらいので、複数回(3週ごとに3回~5回)治療するかヒアルロン酸注入をした方がよいです。
。
W-PRPと今までのPRP療法と何が違うの?
今までのPRP療法に比べ、肌再生に必要な血小板濃度が7倍から9倍濃くなり、更に成長因子の増殖UPをさせる白血球も加わることで、今までのPRP療法に比べ効果が格段にあがりました。
FGF(繊維芽細胞増殖因子)療法との違い
FGFは、自身の体の線維芽細胞を増殖させお肌を若返らせる製剤(人工的)です。一方、W-PRPは、自分の血液から取り出した血小板と白血球を使用して肌を若返らせる方法です(自分の血液)。
W-PRPとその他の再生療法の比較
効果評価 | 効果持続 | 効果出現 | ダウンタイム |
素材 |
費用 | |
ヒアルロン酸 | ◎ | 6ヵ月~1年 | 即時 | 1~3日 | 薬剤 | 1~8万 |
マイクロコンデンスリッチファット注入 | ◎ | 半永久 | 即時 | 1~3日 | 自分の脂肪 | 30~50万 |
W-PRP療法 | △ | 1~1年半 | 1~3ヵ月後 | 3~5日 | 自分の血液 | 5~15万 |
FGF注入 | △ | 1~1年半 | 1~3ヵ月後 | 2~3日 | 薬剤 | 5~10万 |
セルグロース療法 | △ | 2~3年 | 1~3ヵ月後 | 3~5日 | 自分の細胞 | 30~60万 |
まとめ
W-PRP療法は従来のPRP療法を進化させた治療です。
肌の再生に必要な血小板が7倍~9倍濃くなった血小板と成長因子の増殖を促す白血球を注入することにより10年前の肌を取り戻すということができます。。
また、添加物(科学物質)を一切使用しないで、自分の血液のみで治療するので、アレルギー反応の心配が一切ないところも魅力的です。
W-PRP療法をお肌全体に施術することで、PRP中の数多くの成長因子が皮膚内のコラーゲンとエラスチンを刺激し、老化した皮膚や損傷した組織を再生させ、お肌に弾力を取り戻し、若返りを図ることできます。
また、皮膚トーンも一段透き通ることも可能です。
メリット
・自分の血液のみを使用するのでアレルギー反応が一切ない
・血小板に含まれる成長因子でお肌全体を若返らせる
・一気に変化するのではなく、徐々に若返るので周りにバレズにお肌が綺麗になる
デメリット
・即効性がない
・満足いくまでに施術回数が必要
・深いシワやくぼみ目などボリュームを出す効果はヒアルロン酸より劣る