美容整形に勤めているスタッフって綺麗な人が多いなーと思いませんか?
美を扱う仕事ですので、元々綺麗な方を採用しているケースも多いのですが、その綺麗を維持するために努力はしています。
美容整形クリニックに勤めてる特権として、施術を無料もしくは職員割引で受けることができます。
美容手術・レーザー治療・美容注射など自分のニーズに応じて施術を受けています。
その中でもスタッフのほとんどが経験する治療がプラセンタ注射です。
美容整形に勤務するスタッフのほとんどがプレセンタ注射の魅力の虜となります。
大袈裟ではありませんよ。
本当に大人気の治療の一つなんです。
目次
プラセンタ注射の魅力!
何がそんなに良くてプラセンタ注射を受けるのかは、後でしっかりと説明しますが、一言で表現すると「プラセンタ注射は何にでも効果があるからです」
「ニキビの悩み」・「シミの悩み」・「疲労回復」・「シワ・たるみの悩み」・「肌荒れ」・「乾燥」・「美白」など考えられるスキントラブル全般にプラセンタ注射は適応します。
実は美容医療だけはなく、婦人科・整形外科・耳鼻科・内科・精神科・歯科など美容外科以外でも大活躍しているのがプラセンタ療法なのです。
「えー、そんな万能薬が世の中にあるの?」と懐疑的になるのは無理もありません。
美容整形だけでも色々な効果があるのに、美容外科以外の治療にもプラセンタ注射がいいなんて、そんな万能薬があるなら自分もしてみたいと思うのは当然です。
今回は、美容整形分野でのプラセンタ注射についてじっくり説明していきます。
プラセンタ注射とは?
よく耳にするプラセンタ療法とはいったい何なんでしょうか?
プラセンタは人の胎盤から抽出したエキスです。
胎盤は赤ちゃんとヘソの緒でつながり、赤ちゃんは胎盤を通して栄養や酸素を受け取ります。
胎盤には、赤ちゃんを育てるためのアミノ酸・ビタミン類・タンパク質・ミネラル・核酸・酵素などあらゆる栄養素がたくさん含まれています。
さらに、細胞を作っていくためにとても重要なEGF・FGFなどの「成長因子」もたっぷりふくまれています。
赤ちゃんの肌は、プルプルで柔らかいですよね。
赤ちゃん肌みたくなりたいと皆が思うことです。
その赤ちゃんのお肌の元になっているのが、胎盤であり、胎盤に含まれる栄養満点のエキスを製剤にしたものがプラセンタ注射です。
美容医療においては、美肌・アンチエイジングなど様々な用途で使われます。
プラセンタ注射にはどのような製品があるの?
プラセンタ注射薬は、厚生労働省に認められている医薬品です。
現在日本では「メルスモン」と「ラエンネック」の2製剤が薬事法の承認を受けています。
プラセンタ注射の原料は、国内のヒト胎盤エキスです。
原材料の胎盤提供者について医師によるスクリーニングを実施、受入試験でウィルス検査をクリアし、ウィルス不活化処理をして製品になっており、安全性が確保されています。
プラセンタ注射薬は、ヒト由来ですが、サプリメントの原料は馬・豚・牛・羊・魚などの動物性由来、または植物性由来のものであるという違いがあります。
厚生労働省が認められている効果は、ヒト胎盤によるプラセンタ注射で、更年期障害・乳汁分泌不全・肝機能障害に対して認められています。
また、美白・美肌・疲労回復などに対しても効果を発揮すると言われています。
プラセンタ注射を受けるにはどのようなクリニックを受診したらいいの?
先にも述べたように、プラセンタ注射は万能薬であるため、色々な科目のクリニックで採用しています。
もし、自分の病気や悩みが今までの治療で中々治らない場合は、プラセンタ療法を試してみるのも一つです。
それぞれのクリニックでどのような症状の時にプラセンタ注射をするのか挙げておきますので、当てはまる科目を受診してみてください。
科目 | 効果 |
美容整形 | 肌荒れ・乾燥・美白・アトピー性皮膚炎・ニキビ・シワ・たるみ・シミ・疲労回復・脱毛症・皮膚潰瘍 |
婦人科 | 更年期障害・乳汁分泌不全・生理痛・生理不順・無月経・不感症・冷え性 |
整形外科 | 肩こり・五十肩・腰痛・膝痛・筋肉痛・関節痛・神経痛・むち打ち・関節リュウマチ |
耳鼻科 | アレルギー性鼻炎・耳鳴り・めまい・難聴・嗅覚低下 |
内科 | 口内炎・喘息・気管支炎・食欲不振・胃炎・胃潰瘍・肝炎(ウィルス性・アルコール性)・十二指腸潰瘍・頭痛 |
神経科 | うつ病・自律神経失調症・不眠症・不安神経症・拒食症・てんかん・パニック障害 |
泌尿器科 | 夜尿症・性欲低下・前立腺肥大 |
眼科 | 眼精疲労・視力低下・アレルギー性結膜炎 |
歯科 | 歯槽膿漏・味覚低下 |
(吉田クリニック 日本胎盤研究会 理事長:吉田健太郎医師の調査によるもの)
このように色々な科目のクリニックで様々な用途でプラセンタ注射を活用しています。
美容医療におけるプラセンタ注射の効果
赤ちゃんに必要な「必須アミノ酸」・「ビタミン類」・「タンパク質」・「ミネラル・核酸」・「酵素」・「EGFやFGFなどの成長因子」などあらゆる栄養素がたっぷり含まれた栄養素のプラセンタ注射は、美容医療では最も人気のある美容治療の一つです。
人気の理由は、いくつものスキントラブル・スキンケアの悩みをプラセンタのみで解決してくれるからです。
シミにはこの治療、ニキビはこの治療、アンチエイジングはこの治療とスキンの悩みが複数ある場合、すべての治療を1つ1つ治療していくには、あまりにも時間とお金がかかってしまいます。
そこで万能薬であるプラセンタ注射の出番です。
プラセンタ注射は、一気にすべてのスキントラブルに対応してくれる優れものなのです。
実際に、美容整形や皮膚科を受診されるお客様だけではなく、美容医療で携わるスタッフもプラセンタ注射は定期的にしています。
美容医療に携わるスタッフのほとんどが、プラセンタ注射を一度はしたことがあるといっても過言ではありません。
美容医療の現場スタッフにこれほど人気があり、効果もあるプラセンタ注射は、皆様にとっても見過ごすことができない治療だと思いますよ。
管理人も二日酔い・疲れが溜まった時、夜更かしが続き吹き出物が出た時はプラセンタ注射を受けます。
あまり注射されるのは好きではありませんが、というより大の苦手ではありますが、症状回復の味を一度しめてしまうと、苦手意識より、プラセンタ注射の魅力に負けて、すぐに注射に頼ってしまいます(笑)
それほど魅力的な治療がプラセンタ注射です。
では、実際に美容整形や美容皮膚科ではどのようなニーズでプラセンタ注射が役立っているかみていきましょう。
シワ・たるみの改善
肌の張りや潤いに大きな影響を与えるのが、真皮層にあるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸です。
このコラーゲンやエラスチンが壊れてくると、肌の弾力を失い、また、コラーゲンやエラスチンの間をヒアルロン酸が埋め尽くしていますが、コラーゲンが壊れるとヒアルロン酸も保てなくなり、肌の潤いも無くなります。
このように、肌の張り・潤いが無くなると老化はどんどん進み、シワ・たるみの要因となってしまいます。
そこでプラセンタが重要な役割を果たします。
プラセンタには、EGFやFGFなどの成長因子が多く含まれており、成長因子はコラゲーンを生成する繊維芽細胞を活性化していきます。
活性化された繊維芽細胞はどんどんコラーゲンを生成していきますので、だんだんとお肌の弾力や潤いが戻り、シワやたるみも改善され若返る結果につながります。
プラセンタは、元の健康な細胞に戻そうとする作用があるため老化防止・若返りにはうってつけの治療法となります。
ニキビ・肌荒れ・アトピー性皮膚炎改善
通常アトピー治療には、ステロイド剤、ニキビ治療には抗生剤を使用します。
ステロイド剤や抗生剤はもちろん有効的で第一選択治療となるのですが、治療が長期間にわたる場合、薬の副作用やリスクも懸念されます。
感染症になりやすかったり、皮膚の剥離などが考えられます。
そこでリスクがほとんどないプラセンタ注射が注目されています。
プラセンタの抗炎症作用の働きで、ニキビ・肌荒れ・アトピー性皮膚炎を健全化していきます。
ニキビ・肌荒れを促進させる活性酸素を除去する効果もあり、活性酵素によるダメージをプラセンタによりなくし、皮膚を助ける効果もあります。
皮膚の血行をよくして皮膚を細胞に栄養がいきわたり、皮膚細胞一つ一つが元気になり、新しい細胞が生まれます。
美白・シミ改善
紫外線などのダメージにより、肌に炎症が起こり、活性酸素が発生します。
活性酸素が増えすぎると健康な細胞が酸化してしまい、老化を促進し、シミやたるみの原因となります。
金属が錆びるのは酸化の一種です。人間の体も酸化すると錆びる(老化)していまうのです。
プラセンタには、メラニン色素の生成を抑える働き、新陳代謝を促進する働き、活性酸を除去する働きがあります。
つまりプラセンタには、炎症を抑え、活性酸素を除去し、皮膚のターンオーバーを促し、シミやくすみなどの古い細胞を早く押し出し排出することで皮膚に透明感を出すことができます。
疲労回復・肩こり解消
血行をよくして細胞に栄養がいきわたり、細胞一つ一つが元気になります。
プラセンタには、体のダメージを修復し疲労回復を促し、疲れにくい体にしていきます。
細胞一つ一つが元気になることにより、体全体の疲労が回復していきます。
また、肩のツボに直接プラセンタを注射すると肩こりも解消されます。
パソコンなどを長時間使うデスクワークで眼精疲労がたまり肩こりになったり、学校の先生や塾の講師などで不自然な姿勢で黒板に文字を書く時間が長かったりするとつらい肩こりになります。
肩ツボプラセンタをすると早い人では、翌日から肩こりがだいぶ楽になっています。
プラセンタ注射のまとめ
プラセンタ注射は、症状にもよりますが、すぐに効果が出る治療ではありません。
継続的に注射することでより効果が発揮されるといわれています。
管理人がプラセンタ注射を受けた感想としては二日酔いや疲労回復・肩こりなどはすぐに結果が出ました。
美白・肌荒れ・アンチエイジングでプラセンタ注射をする場合は、最初の1ヶ月~2ヵ月は1週間に1回~2回の投与が効果的とされています。
その後、維持療法として1週間~2週間に1回の投与が目安となります。
1回に注射する量は、1本~2本される方が圧倒的に多いです。
頻繁に通院するのが難しい場合は、「ヒトプラセンタ」の内服もあります。
錠剤2カプセルで注射薬1本分のプラセンタ成分が含まれていますが、こちらもクリニックでしか処方できません。
クリニックへ行くのが面倒な方は、通販などで販売されているプラセンタサプリメントがありますのでそちらのご購入をお考えください。
ただし、プラセンタサプリメントは「ヒトプラセンタ」ではありませんのでご了承ください。
美容目的でプラセンタ注射をする場合に気になるのは料金ですよね。
美容目的ですので当然、保険は適応外となり、すべて自己負担となります。
注射をする医療機関は美容整形クリニックや美容皮膚科になります。
美容整形クリニックと聞くと料金も高そうなイメージもありますが、以外にお手頃価格で注射できるクリニックもありますのでご紹介しますね。
相場はプラセンタ1本1000円~4000円くらいが多いです。
適応美容効果
ニキビ・肌荒れ・シミ・疲労回復・肩こり・シワ・たるみの悩み・乾燥・美白
通院間隔
初期の1ヶ月~2ヵ月目:1週間に1回~2回の注射
3ヵ月目以降:1週間~2週間に1回の注射
1回の注射量の目安
1本~2本
1回あたりの料金相場
1本1,000円~4,000円
美容整形スタッフが必ずやるプラセンタ注射は、スキンケア治療としてはかなり魅力的で意外と安価でできます。
是非、この機会にプラセンタ注射を試してみてはいかがでしょうか?