[医師監修]プラセンタ注射の副作用

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プラセンタ注射は、シワ・たるみ・美白・シミ改善・ニキビ・肌荒れ改善・肩こり・疲労回復など美容分野では、欠かすことができない治療です。

 

注射だけなので、気軽に治療でき、料金もそれほど高くないため、お客様には絶大の人気治療の一つとなっています。

 

また、美容整形クリニック勤務のスタッフも一度は間違いなくプラセンタ注射を受けています。

 

何故このように人気があるのかというとプラセンタ注射の効果が色々な症状に効果があるからなのです。

 

プラセンタ注射の原料は胎盤から抽出したエキスです。

 

胎盤は赤ちゃんに必要な栄養素がたくさん含まれており、赤ちゃんを成長させるための栄養素を含んだプラセンタ注射を私たちの体内に取り込む治療なのです。

 

たった1本の注射にあらゆる症状に対して効果的な薬剤というのは、他に類をみません。

 

プラセンタ注射が他の薬剤と大きく異なるのは、ある一定の症状のみに作用するのではなく、あらゆる症状に対し作用し、健康な状態に戻すというのが特徴です。

 

つまり、たるみの細胞が多くあれば、新しい健康的な細胞に戻そうとし、それがたるみ改善につながります。

 

ニキビが出現していれば、炎症を抑えようと作用し、ニキビが改善していきます。

 

お顔がくすんでいれば、メラニンを多く含んだ古い細胞を押し出し、新しい細胞を作り、くすみが改善し、美白をもたらします。

 

これらは一例に過ぎません。

 

プラセンタ注射は、あらゆる症状に対し、元の健康な状態に戻そうとする働きがあるので「万能薬」とも言われています。

 

美容医療だけではなく、婦人科・内科・精神科・整形外科・耳鼻科・歯科などあらゆる科目でプラセンタ注射は活躍しています。

 

 

 

     プラセンタの副作用・リスク

 

プラセンタは、あらゆる症状に対し、元の健康な状態に戻すという万能薬の役割を果たします。

 

しかし、どんな万能薬でも副作用があります。

 

すばらしい効果だけに目を向けるのではなく、プラセンタ注射をしてみたいなーと思う方は、必ず副作用についても理解しなければなりません。

 

今回は、プラセンタ注射に潜む副作用についてみていきます。

 

 

痒み・発赤・寒気

 

重大な副作用ではありませんが、起こることがあります。

 

注射をすぐに中止すれば治まります。

 

プラセンタが合わない場合もありますが、その日の体調により出ることもあります。

 

痒み・発赤が出た場合は、今後、継続してプラセンタ注射をするかなどは、医師と十分相談してくだささい。

 

 

注射部位が硬くなる・腕がだるくなる

 

この副作用もそれほど重大ではありません。

 

通常は1日程度で落ち着きます。

 

プラセンタを筋肉注射した場合、電気が走るようなしびれが出現した場合は、すぐに施術者に言ってください。

 

決して我慢しないでください。神経に針が触れている場合があります。

 

注射をすぐに中止すれば問題ありません。

 

また、筋肉注射後は、患部をよく揉まないと硬くなることがありますので注意してください。

 

 

アレルギー(喘息・発疹)の悪化・ショック状態

 

プラセンタ注射で使用されている薬剤は、たんぱくアミノ製剤です。

 

そのため、アレルギー体質の方が使用すると、喘息などのアレルギーが悪化し、場合によってはアナフィラキシー症状を引き起こすことがあります。

 

重篤な場合は、血圧低下や意識消失などのショック状態になることもあります。

 

ショック状態は自分では対応できませんので、クリニックで応急措置を取ってもらいます。

 

さらに重篤な場合は救急搬送されることも考えられます。

 

 

生理不順・不正出血

 

プラセンタには、ホルモンバランスを整える作用があります。

 

しかし、生理周期が整えられる前段階の好転反応として、周期が乱れ、不正出血が起こる場合もあります。

 

素人では副作用による生理不順か、好転反応による生理不順か判断できませんので、クリニックでしっかり相談しましょう。

 

1回の薬剤量や通院回数によって改善することもあります。

 

 

ニキビが増えた

 

新陳代謝が促進され、肌のターンオーバーが正常に戻ろうとする段階で、一時的に皮脂や角質が多くなりニキビが出現することがあります。

 

通常は時間とともに改善しますが、1ヶ月~3ヵ月経過しても改善しない場合は、クリニックに相談してください。

 

 

睡眠が浅く早く目覚めてしまう

 

自律神経の調整機能が働くことで、人間が本来持つ体内リズムに戻ろうとする際に、睡眠への影響がでることがあります。

 

寝つきが悪くなったり、睡眠が浅かったり、朝早く目覚めたりすることがあり、体が疲れてしまいます。

 

しかし、一時的な症状ですので、体内リズムが段々整ってくると、このような症状は改善しますので心配いりません。

 

 

  プラセンタ注射の注意事項・注射方法の約束ごと

 

プラセンタ注射は、ヒトの胎盤から採取したエキスを自分の体内に入れるので、間違った注射方法や注意事項を守らなければ、副作用が起こることがあります。

 

逆に言うと、注意事項や約束事を守ってプラセンタ注射を受けると、万能薬のプラセンタの恩恵を十二分に受けることができます。

 

 

プラセンタ注射の静脈注射やカクテル点滴は避けるべき!

 

プラセンタの注射方法は、メルスモンは皮下注射(腕・顔)、ラエンネックは皮下(腕・顔)もしくは筋肉(腕・お尻)注射で行うことと定められています。

 

一部の美容整形クリニックや美容皮膚科などで、静脈注射や他の美肌・美白成分などと混ぜた美容カクテル点滴を静脈から注射するケースがあります。

 

皮下注射や筋肉注射に比べ、即効性があるため静脈注射をしていると思いますが、排出も早いため効果期間も短いです。

 

また、副作用のアナフィラキシーショックが起こったケースは、静脈注射によるケースという報告が日本胎盤臨床学会に寄せられています。

 

日本胎盤臨床学会では、「プラセンタ注射の静脈注射は、重大な副作用を引き起こしたり、リスクがあるため推奨していません」といことを発表しています。

 

 

プラセンタ注射をした人は、献血ができない!

 

プラセンタ注射は厚労省が認可した薬剤ですので、安全性基準はしっかりクリアしています。

 

しかし、プラセンタ注射薬は、ヒトの胎盤から抽出したエキスを自分の体内にいれていくので、100%感染の恐れがないと言えないため、リスク回避と輸血の安全性を高める措置として2006年より厚労省より献血が禁止されています。

 

あくまでも厚労省の安全基準はクリアされているが、安全性を高める措置としての発表ですので誤解しないようにしてください。

 

ちなみに輸血は受けることはできます。

 

日本の厚労省の安全基準は世界的に見てもかなり厳しいので、プラセンタはその基準をクリアしているので、まず安心してプラセンタ注射を受けてもよいと思います。

 

献血は自分のライフスタイルに欠かせない人や将来的に献血をするかもしれないので不安がある人は、プラセンタ注射を受けるべきではありません。

 

 

     プラセンタ注射の副作用とリスクのまとめ

 

プラセンタ注射は、婦人科疾患や肝機能障害にとって重要な役割を果たします。

 

また、美容的な魅力も高い治療として注目を集めています。

 

正しい知識をもったクリニックでプラセンタ注射を受けると、あなたの悩みであるスキントラブルは徐々に解消され、理想のスキンを手に入れることができるでしょう。

 

しかし、残念ながら正しい知識を持っていないクリニックもあります。

 

そのようなクリニックで安易にプラセンタ注射を受けると知らず知らずのうちに、大きなリスクを抱えていることになるかもしれません。

 

もちろん正しい知識を持った信頼できるクリニックを探すことも重要ですが、プラセンタ注射を受けるあなた自身も正しい知識を持つべきです。

 

今回ご紹介したプラセンタの副作用・リスクをしっかりと把握し、プラセンタ注射を受けてください。

 

プラセンタ注射は万能薬で魅力的なことは間違いないですが、安易に注射を受けず、注射をする前に十分な知識を得てから行動してください。

 

 

 

 

 

 

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