「まぶたのたるみ」、このひびきは、アラサー世代・アラフォー世代・アラフィフ世代には耳の痛い言葉です。年齢とともに気になってくる症状ですね。
「若い時は、あんなに目が大きかったのに、今は鏡を見るとうんざり!」
「二重ラインもクッキリしていたのにまぶたの皮膚が覆いかぶさり、なんだか奥二重みたいになってしまった。」
そのように悩まれている方は世の中にはたくさんいます。
人の見た目の印象は90%が目元の印象で決まると言われています。
まぶたがたるんでくると、目元だけではなく、お顔全体が老け顔に見えてしまいます。
エクササイズ・マッサージ・あらゆる化粧品を試したけど、いっこうに改善される気配はない。本当にこの方法で改善されるのだろうか?
ある人が「この化粧品を使うとたるみが改善されるよ。」という情報をゲットしたら試してみる。
TVで「このエクササイズでまぶたのたるみを解消」などを見たら試してみる。
ネット情報のまぶたのたるみを改善すると言われる色々な「化粧品」・「サプリメント」・「マッサージ方法」・「エクササイズ」の情報が飛びかっています。それらの情報からよいと思ったものを試してみる。
「どうですか?改善されましたか?」
改善されたのであればそれは大変素晴らしいことです。努力とお金をかけたかいがあったというものです。
しかし、世の中の多くの方は、上記のように色々ためしたが、結局、ほとんどかわらない。
そして、「私のやり方が悪かったのかなー」・「選んだ商品が私にはたまたま、あわなったのかなー」と思ってしまい、次のまぶたのたるみ改善方法や商品をさがします。
それをエンドレスに続けてしまいます。まぶたのたるみだけではありません。ダイエットなどもそうですよね。ダイエットしてはリバウンドしての繰り返し・・・・
ただ、ダイエットは一時的にでも結果が出ているので一概にダメだとは思いません。
しかし、まぶたのたるみは「化粧品」・「サプリメント」・「マッサージ方法」・「エクササイズ」で改善するのは、難しいのです。
はっきりいいますと、無駄な時間と無駄な費用を使っているのです。
乱暴な言い方で申しわけございませんが、事実なのです。
「化粧品」・「サプリメント」・「マッサージ方法」・「エクササイズ」はまぶたがたるむのを予防するための手段であって、すでに、たるんでしまったまぶたが大きく改善することはありません。
それは、まぶたのたるんだ皮膚は無くなりませんし、のびきったまぶたの筋肉はいくらエクササイズをしても激的にあがることはありません。
では、どうやってまぶたのたるみを改善したらよいでしょうか?
答えは美容整形で、まぶたのたるみは改善でます。
たるみの原因などをしっかりと理解し、まぶたの改善をしていきましょう!
目次
まぶたのたるみの原因
まぶたのたるみの原因は、加齢によるものがほとんどです。
年齢とともに、皮膚の張りが失われ、目の周りの筋肉の衰えやまぶたを開閉する筋肉である眼瞼挙筋(がんけんきょきん)やミュラー筋の衰えが原因です。
その他、スマホ・PCなどの画面を長時間見続けることで、表情筋や眼輪筋が衰えてしまうこともあります。
また、普段から目をこする癖があったり、毎日のスキンケアやメイクで目元を刺激してしまい、乾燥によるまぶたのたるみを引き起こしているケースもあります。
まぶたのたるみが進むと、若い時に比べ3割ほど目が小さくなります。
さらに、目が小さくなるという見た目上の問題だけではなく、視野が狭くなるという問題も出てくることもあります。
また、目を開ける際に、まぶたがたるみで重いため、額の筋肉を使って目を開けるということを無意識にしてしまい、額にだんだんシワが刻まれるようにもなってきます。
・乾燥・老化による皮膚のたるみ
・目を酷使する・老化による眼輪筋(がんりんきん)・眼瞼挙筋(がんけんきょきん)・ミュラー筋などの目の筋肉が衰えることによるたるみ
まぶたのたるみの解消法
マッサージ・エクササイズ・化粧品・サプリメントではまぶたのたるみは改善しません。あくまでも予防のための手段です。
すでにたるんでしまったまぶたは美容整形で改善します。
ではどのような方法で改善していくのか、いくつかの方法があり、まぶたのたるみ度合いで選ぶ方法も異なってきます。
1.まぶたのたるみが軽度の場合
まぶたのたるみが出初めの時は、美容整形治療の中でもメスを使用せず、切らない方法である「二重埋没法」で改善できます。
二重埋没法と聞くと二重を作る方法と思う方も多いですが、たるんできたまぶたの皮膚により、二重ラインが狭くなってきた状態を改善すると目が大きく見え、余計な皮膚も二重に折り込まれますので、軽度あればこの方法で改善します。
腫れや内出血などのダウンタイムも非常に少なく、コストも安いので手軽にできます。ただし、ある程度たるんだまぶたには適応できませんのでカウンセリング時にしっかりとご相談ください。
二重埋没法について詳しく書いていますのでクリックしてみてください。
メリット
・切らないので傷ができない
・コストが安い
・腫れや内出血などのダウンタイムが少ない
デメリット
・根本的な解決(余っている皮膚が無くなったわけではなく折り込まれただけ)ではない
・いつかは戻ってしまう
2.まぶたのたるみがしっかりある場合
しっかりとまぶたがたるんでいる方は、切開による皮膚の除去しか方法がありません。
まぶたのたるみを皮膚切除するには2つの方法があります。
①「二重ラインを切開して余剰皮膚を取る上まぶたのたるみ取り」と②「眉の下を切開して余剰皮膚を取る眉下切開法」があります。
どちらの方法もまぶたのたるんだ皮膚は除去できますが、どちらの方法が向いているか多少異なりますのそれぞれの方法を紹介しますので、自分はどちらの方法が向いているか参考にしてください。
①二重ラインで切開するまぶたのたるみ除去
- 向いている人
- まぶたのたるみをとりつつ、ついでに二重ラインも広げて目を大きく見せたい方
- 目頭側・目尻側両方のたるみが多い方(実際は目頭にたるみが多い人は少数です)
- まぶた全体の皮膚が薄い
- 二重ラインで切開するたるみ取りの特長
まぶたのたるみ取り治療では、オーソドックスな方法で、垂れ下がったているまぶたの皮膚を取り除き、スッキリしたまぶたにします。
直接的なのでたるみを減らす効果は大きく、傷跡が二重の線やシワにまぎれて非常に目立ちません。
- 治療の流れ
1.カウンセリングでどの方法がよいかしっかりシュミレーションして治療法決定していきます。
2.デザインをしてたるんでいる皮膚を切除していきます。
3.完成!
まぶたのたるみを取るのと同時に二重の幅も広くしたりすることもできます。
- 治療後のダウンタイム
- 腫れ:7日~14日
- 内出血:7日~14日
- 傷:二重ラインに隠れる
- 抜糸:7日後
- 痛み:1日~3日
- 治療後の日常生活
- 洗顔:翌日より可能
- メイク:目元のメイクは抜糸後可能
- シャワー:当日より可能
- 入浴:7日後より可能
- コンタクトレンズ:1週後より可能
②眉下を切開してまぶたのたるみを除去
- 向いている人
- 自分の二重ラインを生かしながらまぶたのたるみを除去したい方
- 目尻側のたるみが多い方
- 加齢等の理由で元の二重のラインが隠れてしまった
- 一重、奥二重のままたるみを取りたい
- 眉下で切開するたるみ取りの特長
この治療の特長は、二重ラインを切開してたるみを取る方法ですと、目の印象がどーしても変化しますが、眉下を切開してたるみを取る方法は、現状の目の印象を変えることなくたるみだけを解消していく方法で、近年、この治療をやり始めているクリニックが多くなってきている治療です。
周囲にバレずにたるみだけを解消したい場合は、眉下切開がオススメです。
- 治療の流れ
1.カウンセリングで十分な相談をしてから施術方法を決定していきます。
2.デザインし、眉の下からたるんでいる皮膚を除去して縫合します。
3.完成!
眉の方へまぶたが引っ張られ、たるみは解消された状態になります。
目尻側のまぶたのたるみが思い方に向いた治療です。
- 治療後のダウンタイム
- 腫れ:7日~14日
- 内出血:7日~14日
- 傷:二重ラインに隠れる
- 抜糸:7日後
- 痛み:1日~3日
- 治療後の日常生活
- 洗顔:翌日より可能
- メイク:目元のメイクは抜糸後可能
- シャワー:当日より可能
- 入浴:7日後より可能
- コンタクトレンズ:1週後より可能
まぶたのたるみ治療、比較一覧表
まぶたのたるみ治療は、たるみが軽度の場合、二重埋没法が最適です。
まぶたのたるみがしっかりある方は、「二重ラインを切開していくたるみを除去する方法」と「眉毛の下を切開してたるみを除去する方法」の2つがあります。
これらの方法を比較表で見てご自分に合った治療を選ぶ参考にしてください。実際には、カウンセリングを受けて医師と相談して方法を選ぶのがベストです。
二重埋没法 | 二重ラインで切開 | 眉下で切開 | |
傷 | 無 | 二重ラインと一致し目立たない | 眉毛の部分に隠れるので目立たない |
腫れ | 1~3日 | 7~14日 | 7~14日 |
内出血 | ほぼ無し | 7~14日 | 7~14日 |
まぶたの皮膚が厚い人 | 適応外 | Δ | Ο |
目頭側にたるみが多い | 適応外 | Ο | Δ |
目尻側のたるみが多い | 適応外 | Δ | Ο |
二重ラインも作りたい | Δ | Ο | 適応外 |
料金の目安 | 2万~8万円 | 25万~40万円 | 25万~40万円 |
かなり軽度のまぶたのたるみであれば、高周波レーザーのサーマクールアイなどの治療もあります。レーザーで簡単にリフトアップができますので、額やまぶたに照射し、多少、まぶたを引き上げる効果も期待できます。
目のたるみとともに、「目開きが悪くなった」・「視野が狭くなった」という方は眼瞼下垂の可能性もあります。クリニックを受診し、眼瞼下垂かどうか見てもらってください。
眼瞼下垂であれば保険で治療することもできます。
まとめ
まぶたのたるみは、美容整形以外の方法で激的に改善されることはありません。
マッサージ・エクササイズ・化粧品は、まぶたがたるむのを予防するための手段です。
まぶたのたるみは、病気ではありませんので、必ずしも美容整形で治療する必要はありません。現状を維持するのあれば、マッサージ・エクササイズ・化粧品ケアで十分かと思います。
しかし、どうしてもまぶたのたるみが嫌という方は、思い切って美容整形クリニックのカウンセリングを受診してみてください。
施術するかどうかは、カウンセリングを聞いてから十分に検討してからでよいと思います。
まずは、自分のまぶたのたるみが軽度なのか重度なのか、もし、施術する場合はどういった方法が自分には適しているのか確認してください。
カウンセリングの際、必ずリスクについての説明をしてくれるクリニックなのかどうかで、そのクリニックが施術を受けるに値するクリニックかの判断材料になります。
良いことばかりを言っているクリニックは、信頼にできませんので、そのクリニックで施術するのはやめてください。
手術には必ずリスクがあります。
リスクは誰にでも起こる可能性がありますので、万が一トラブルが起こった時にどのようにリスク対処していくれるのかの説明をしてくれるクリニックであれば安心です。
まぶたのたるみは、美容整形でスッキリ解消することができます。目元の印象が変われば、お顔全体が若返って見えますので、気になる方は美容整形クリニックを受診してみてください。
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カテゴリ:まぶたのたるみ